Gene Over Write #1

どうも。なれんじです。小説書いてみたらハルさんに誘われたのでここに連載します。

楽しんでいただければ幸いです。

それではどうぞ。

 

~ Gene Over Write ~

序章

2125年

この時代一番最先端の「IGO」=IndividualityGeneOperationSystem=(個性遺伝子操作)、通称 イゴ と名付けられた技術が

日本で広がりそのおかげで様々なことができるようになった。

国家特殊遺伝子監視センター「SSG」により認められた16歳以上の人のみ イゴ を身につけることを許された。

IGOの取得には以下の規約がある。 

 

a.人生に1回のみしか操作をすることができない。。

b.ランダムに覚醒するが、稀に複数覚醒することがある。

c.全ては自己責任の元で行われる。

d.使用を停止することはできない。

e.特別な法律が適用される

f.****************************

 

ある日突然

僕は加藤創瀬(カトウソラ)。ごくごく普通の高校1年生だ。

「はろはろー!今日も元気ないねー」

朝から元気なこいつは隣の部屋に住んでいて名前は小鳥遊 佑衣(タカナシユイ)。

佑衣はイゴを受けたばっかりで休み時間のたびに練習している。

彼女はレアもんのイゴで、磁気・風を発生させることができる。

「そらー、昨晩も家で練習したんだけどめっちゃ上達したよー!?ほら、見てて!」

「待て待て、こんなとこでやったら周りの歩行者に迷惑だろ、、もっと広いとこで、、」

というか練習してる佑衣の部屋は大丈夫なのだろうか。いや、考えないようにしよう。何も知らない。

「せっかく狙った場所に風を吹かせる事が出来るようになったのに、、」

「ほら、さっさと学校行くよ。」

 

僕たちのいつもの日常は今日も始まる。

はずだった、、

 

キーンコーンカーンコーン

ようやく昼休み。学校中が騒がしくなる。最近はMARという超拡張現実技術を

使ったゲームが流行っているらしい。なんでも現実世界に本物同様のオブジェクトが

出てくるんだからな。触ったりもできるらしい。

しかし一部の生徒は校庭でイゴの練習をしている。練習をするのもいいが

体力が消耗するからほどほどにしとけといつも思う。体力の定義とは一体なんなのだろうか。

「おぇぇ。吐きそう」

「ユイ。また練習のし過ぎか…。いつもほどほどにしとけって……

ゆい?ゆい!大丈夫か!?おい、皮膚が… 救急車を早く!!!」

 

「彼女の命に問題はありません。しかし当分遺伝子情報をSSGの方で調査させてもらう必要があります。2つ以上の能力を持っているのでまだ発見されていない異常があるのかもしれません。」SSGの医師によれば完全に回復するまで能力は使ってはいけないらしい。しかし、、

「しかし、皮膚の方にまだ解析中の異常状態が見られます。我々も見たことがない皮膚状態です。この件についてはまだお知らせできません。」

ユイは笑ってこっちの医師との会話を見ていた。作り笑顔だろう。心配だ。ただの疲労ならまだしもSSGの医師たちも見たことのない青い皮膚の正体がわからないと安心できない、いやもしかしたら正体がわかっても安心できない可能性もあるかもしれない。僕は病院のコンビニで買ったユイの好きないちごみるくを彼女に渡して病院を後にした。

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