時さえも凍り付く極寒の地 トカルトコルデ

大陸は氷で出来ていて 民は必死に飢えを凌ぐ
蔓延る魑魅魍魎は果てなく増え続け
巨大な歯車は古代文明の名残と化す そんな場所の とある冒険家の話


巨大な骨を伝って登った一番上 頭蓋骨の上からの眺めは山から下る時に見たものと同じものだったが 違うものがあるとすれば真南に見える 巨大な塔だろう。私がお世話になった民の住まう村は山の麓にあったが その反対側にあったのが今遠くに見える巨大な塔である。塔にしては横幅も広く 塔が足場となっており その上に様々な物が乱立してる。要するにとても大きい場所なのだ。

村のすぐ北に見えていたが 村の外に出る機会は狩りに行く時だけだったし その時さえ民の狩人と共に行動していたから単独で行くわけにもいかず遠目に見るだけに留めていた 民によれば上に行けるらしい が。

<今なら・・・> 今ならいけるのだ 単独行動をしている今なら。村から出て精々数日 向かった先で民の狩人と鉢合わせたら少し気まずい気もする。

頭蓋骨から降りて南下する 目的地は巨大な塔のその上である。南下の途中で池があったが 迂回すればいいだけなのに大した問題でもなかった。南下して 南下して 塔の下に辿り着く。次はこれを上る方法だが 実は見当が付いている じゃなければピッケルと縄を組みあわせたフック位しか道具がないのに 登れる訳がない。塔の周りを緩やかな螺旋状の氷の足場が存在しており それを上ればと良いと思っている。氷と氷塊の足場の内 私は氷塊の足場を上り始めた 登る途中で敵が現れたが 足場から突き落として落下死させる。

螺旋状の氷塊の足場を上る 偶に現れる敵は足場が不安定故にまともに取り合わず ノックバック等を多用して突き落とす事に専念した。氷を登り切った時 私は塔の上に到達できずに塔の中に入る為の穴を見つけた。
これが塔の上に行くための入り口かと思い中を覗いてみても 塔の上に繋がりそうな道は見えず 歯車が地下に繋がる道を作っていた。

当初の目的は塔の上に行く事だったがこっちも面白いかもしれない 目的は冒険 スリルのある冒険 ならばここから地下に向かうのも間違いではないだろう。前に赴いた”斜めった真四角の建築物”の二の舞を もう一度大量の敵に追い回される羽目になるかもしれないが ここは転移する訳でもないだろうし 上さえ封じられなければ出られる筈なので問題はない。ないったらない。

この世界に来てから歯車は巨大な印象しかなかったが この塔の中の様に小さな・・・ いや この世界にしては小さな歯車も存在する その大人の人より少し大きい位の大きさの”小さい歯車”が重なり合い出来た道 もとい会談を降りていく この先には何があるだろうか。

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